施工実績works

群馬県沼田市 関越自動車道 橋梁補修工事

橋梁補修工事用の作業床として採用したのはシステム式吊り足場SKパネルです。組立工事は追加工事含め全て完了し、解体工事も順調かつ無災害でここまで３/４が完了し、残りが約１/４程度となりました。SKパネルは、パネル型ユニットとなった作業床をチェ－ンで吊り、順番に連結していくと吊足場が完成する極めてシンプルな構造の吊足場工法です。ここで重要な事は、取り付けられたSKパネルが安定した状態を保っているのはパネル同士がしっかりと連結されていることです。縁の切れた単独のパネルはくるくる回るとても不安定な状態です（SKパネルの事故で一番多い）。このことは大変重要な事ですので、SKパネルの管理、作業に携わる全ての人はこのことを十分に理解してから作業を開始してください。特にスタ－トパネルが最終パネルになりますので最後の１枚は必ず固定作業を行ってから解体作業を開始する事を必ず周知して下さい。また、変則的な組み方（開口部等）の（無ジョイント）部の表示も忘れずに作業を行うことが大事です。この様に設備面の危険部位を排除したら、次は墜落制止用器具（ベルブロックを用いたレストレイントシステム等）の正しい使用方法を周知して人為的な危険部位も排除し最後まで安全に作業をお願い致します。